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自分で詰まりを直すときに注意すること

  • 執筆者の写真: ASAHI DRAIN
    ASAHI DRAIN
  • 2023年4月14日
  • 読了時間: 3分

更新日:2024年4月12日

詰まりで多いのはキッチン、トイレ、洗面の排水などでしょうか。

YouTubeはじめ、ネットにはつまりは自分でなおせるという内容の投稿がたくさんあります。

ただ、やっているのは一般の方なので見ていてハラハラさせられることも少なくありません。

業者でもたまに事故を起こします。

詰まりはそこだけの問題では済まない時もあるので注意が必要です。

たとえばキッチンのシンク排水が流れないとき。

シンクに水がたまった状態でいきなりラバーカップ使う方がいます。

こわいですね。

まずはシンク下を点検、ジャバラの排水ホースが床の排水管にささっているようなところでラバーカップをかけると、トラップやホースまでの詰まりならそのまま流れてくれるかもですが、その先の排水管で詰まっていた場合、圧力でホースが抜けてしまいシンクにたまった水が床に流れ出てしまいます。

洗面台も同じく。

階下漏水など考えただけでも恐ろしいものです。


トイレの場合でも、便器内での詰まりなら問題ありませんが、排水管で詰まったところに圧力をかけると床に汚水が染み出てきたり、下手をすると床下で排水管がすっぽ抜けて大変なことになる場合もないとは言えません。

封水の水位の変化や音など詰まりの場所を見分けるヒントはありますが、慣れていても首をかしげることはありますし、予想が外れることもあります。

不当な高額請求事案も多く見受けられるので、詰まりに限らずなるべくご自身でという心がけは見習うべきことだと思います。

ただ、我を忘れるほどムキになって力で制しようと熱くなってしまうのは危険です。

もう一つ注意すべき点として、賃貸の場合は誰の負担でなおすべき場所の詰まりなのかというのがあります。

便器詰まりや排水トラップ、排水ホースまではほとんど入居者の負担ではないかと思います。

排水管については見解が分かれることもありますが、状況の説明は業者にお願いするのが賢明だと思います。


さて、自分では厳しいなと思ったとき、可能であればオペレーターを介さずに直接話ができる職人さんにコンタクトを取って詳しい現状を伝えてみると、どんな作業でいくらくらいかかる可能性があるかとか、それこうやれば自分でなおせるんやない?くらいのアドバイスがもらえるかもしれません。

聞いても答えない職人はそもそも相手にされていないとうことで感情的にならず、あっさり次にいってみるのがいいと思います。


職人とて行ってみないとわからない現場も確かに多いのですが、ある程度予想がつく現場も多々ありますので、面倒がらずに聞く耳を持っている業者を探して、(作業内容や料金の)参考情報をくれるような業者さんを選ぶのがいいかと思います。


よくある意見として指定業者や管理会社紹介の…というものがありますが、まあ大体大丈夫かな?くらいで、その業者が考える適正価格がかなり高い場合もありますし、中にはその場では見積を出さずに後で出された請求額に驚愕したという話もまれに聞きます。

そもそもキッチンやトイレの詰まり抜きをするのに指定業者である必要はなく、ゆえに詰まりに関しては専門外で道具も知識も素人同然の職人もいっぱいいます。

なので、そこを判断するためにも前述のような事前のやりとりはした方がいいと思います。

「わからないからとにかく来て」となりがちですが、あとでがっかりしないためには大切なことです。

 
 
 

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