節水トイレは詰まる? 【超節水型便器】~横浜市 トイレのつまり アサヒ排水サービス~
- ASAHI DRAIN
- 2023年4月11日
- 読了時間: 2分
更新日:2023年5月14日
こんにちは、横浜市 旭区のアサヒ排水サービス 清水です。
昔のトイレは1回の通水で約13リットル流します。
そのあと節水型になって8リットルくらいに減りました。
その便器もそろそろ換え時の物が増えて、現在売られている便器は多くが5リットル前後、中には4リットルにも満たない水量で流す便器(TOTOネオレストで3.8リットル)もあります。
最近よく見聞きするのが
「節水トイレは詰まりやすい」
ではありませんか?
なんとなくふむふむ…と納得したくなりますが、考えてみるとかなり漠然としています。
便器がつまるのか?排水管がつまるのか?何をどれだけ流したらつまるのか?
まず、節水が理由で便器内の紙や汚物が流しきらないのではないかという問題。
これは、私はほぼないと思います。
だってもう便器は何十年も作り続けられていて、研究され尽くしているわけです。
過去にはクセモノの便器も存在したようですが、老舗の便器メーカーがそんなポカをするとは思えません。
節水型でも、大量の紙を流すなど一定の条件から逸脱しない限りは難なく流れるはずです。
逆に、古い便器は例えば内部に尿石がついて通り道の表面がやすりのように荒れて滑りが悪くなっていたりすると、紙を大量に流した時に詰まったりします。
新しい便器でも、固いブラシで頻繁に擦り続けて表面が荒れてしまい、交換からたった4年で紙の滑りが悪くなって流しきらないという事例も見たことがあります。
詰まるというのはよほどのことが重なって起きる場合が多いので、超節水が原因とも原因じゃないとも言い難いのですが、単純に超節水便器だからという理由だけで詰まりやすいというのは短絡的な考えかなと私は思います。
現に、いまは節水ではない便器の入手は困難であり、そこに詰まりの原因を押し付けたところでこの問題を解決することはできません。
次回は、排水管詰まりについて考えます。






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