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トイレ排水管:「長年の汚れが蓄積して…」はちょっとちがう?

  • 執筆者の写真: ASAHI DRAIN
    ASAHI DRAIN
  • 2024年8月9日
  • 読了時間: 3分

更新日:2024年11月3日

こんにちは、アサヒ排水サービスの清水です。

水道屋の出動でトップクラスに多いのが排水の詰まり。

中でもトイレの詰まりは本当に多いですね。


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紙の使い過ぎで便器を通り抜けられずに詰まらせるというのがいちばん多いと思いますが、その場合ローポンプ作業といって、写真のような強力なポンプが活躍します。

アサヒ排水サービスの場合、ローポンプ作業は横浜市内の方で¥5,500、市外の方は¥8,800(2024年8月現在)で作業しております。


さて、今日は料金ではなくて作業が終わってからのアフタートークについて。

水道屋さんが帰り際にアドバイスをくれることがあると思うのですが、その時に


「トイレの排水管は長年の使用で汚れが蓄積して詰まりやすくなるから定期的に高圧洗浄したほうがいいですよ!!」


なんてことを言ってくれたりしますがわたし的には

「それちょっと違うかも」

と思います。

理由は詰まりの仕事ばかりやっているとわかるのですが、普通の使用ではトイレの排水管に汚れは『蓄積』しません。

厳密にいえば、逆勾配(上流側が低くなって排水管内に水が溜まってしまう)など問題のある排水管での尿石の固着や、高血圧や糖尿の薬を使う方が日常使用するトイレの排水管は独特な汚れが付着して閉塞が進行している場合もあります。

が、特異な例であって普通は20年や30年使っても特段汚れていません。

それどころか日に何度も大量の水を流すから、ほかの排水系統に比べてもむしろきれいなのです。

定期的な高圧洗浄が必要だといえるのは確実に汚れる原因がはっきりしている場合であって、それは管内カメラで排水管内を見てみるなど、しっかりと検査しなければわかりません。

さらに注意が必要なのが尿石が分厚く付いている場合です。

安易に高圧洗浄などすればそれが部分的に剥がれて新たな詰まりの頻発の原因にもなりかねませんので、そういった排水管に手をつける場合はカメラで剥がれた尿石の残留がないかの確認や、フレックスシャフト(チェーンノッカー)で取り残した尿石の完全除去が必要になってきます。


話がそれましたが、もちろん水道屋さんはウソをつこうと思ってそんなアドバイスをしているわけではありませんが、逆に知らないから自信満々に言ってしまう人がけっこうな数いますね。

アサヒ排水サービスでは『長年の蓄積』といういかにもそれらしいワードに頼らず、まずは調査した結果で得られる現状の説明と、どうすべきかという私なりの判断をお伝えしますし、ご希望があれば施工方法や費用の説明もいたします。


いかがでしたでしょうか。

長年の蓄積と定期的な洗浄作業、トイレの排水管に関してはあてはまらないこともしばしばあるのでこれを知っていると排水が得意な業者か専門外かなんてこともわかるかもしれません。


 
 
 

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