~キッチン排水の詰まり対処法 ~ 【キッチンつまりは 外注なしで安い料金の水道業者 アサヒ排水サービス 神奈川 横浜へ 】

こんにちは、横浜市旭区の排水ドクターアサヒ排水サービスの清水です。

今日はトイレと並んで依頼が多いキッチン排水の詰まりについて、自分でできる対処法や注意点を紹介します。

キッチンのシンクに勢いよく水を流した後、ポコポコポコポコ……と長い時間音が出たりしてませんか？

以前はゴロゴロー！っと勢いよく流れた後はすぐ静かになっていたのにどうして??

じつはこれ、詰まりのサインです。

シンクの排水口には水をためて下水のにおいや虫の侵入を防ぐトラップがついていますが、排水管が詰まるとその部分が排水で満たされてしまい、シンク側から流れ落ちる水の体積を補える分の空気が入れ替わりで下水側から上がってくるための空間がなくなってしまいます。

すると、排水の移動とともにサイホンの原理が働いてトラップの水が減り、音が出てしまいます。

この段階では、まだ排水はゆっくり流れています。

ここでできることは60℃（排水管の耐熱温度）までの熱湯を流すことです。

前述の通り、キッチン排水管の主な汚れは油脂の付着です。

長年にわたって固着したカチコチの脂は無理でも、お湯に触れて溶けてしまう程度の脂であれば効果は期待できます。

大切なのは普段から排水管内に汚れを残さないことで、そのためには水のため流しでも効果があります。

ここでの注意点として、シンクの下をのぞいてみたときジャバラの排水ホースが見える場合、排水管との接続の状態によっては通水で排水管の水位が上がり、床に漏水してしまうことがあります。

階下があるキッチンでは下の部屋に水が落ちることもあるので十分に注意してください。

また、パイプクリーナーも場合によっては効果がありますが、手前の汚れを落として詰まりの原因部分を完全にふさぎ、全く流れなくなることもあるので注意が必要なうえ、最近では強力な薬剤（PPスルーKや同等の劇物扱いの薬）も入手可能なようです。

ただこれは用途が限られるうえに一部の未熟な業者でも事故を起こすくらい危険です。

ラバーカップ（スッポン）はジャバラホースが抜けてシンクの水が一気に床に流れ出る危険があります。

ワイヤーは、ホームセンターなどで買える簡易なものでは固い汚れは取れないかもしれません。またジャバラホースを突き破らないように注意してください。

さて、ここまでの方法で流れるようになったとして、排水管はどれほどきれいになっているのでしょうか。

私の経験では、ちっさい穴や隙間が開いている程度。

よくこれで流れてるね…という状態だと思われます。

詰まるほど堆積した脂はそんなに簡単には取れません。

時々聞くのが、数か月前に業者に高圧洗浄をかけてもらったばかりなのにまた詰まったという話。

技術レベルにもよりますが、高圧洗浄でも取り残すのがキッチンの脂汚れ。

私個人の意見としては、キッチンの排水管が固い脂で詰まった場合、どんなに丁寧に高圧洗浄をかけてもカメラで見ながら完全除去しないと無理だと思います。

ちょっと隙間ができただけでも見た目は何の問題もなく流れてしまうので、カメラを入れない廉価な詰まり抜きではそれでヨシとなるわけです。

ただ、管内を見る内視鏡カメラは非常に高価なため、作業料金もそれなりの金額がかかることが多いです。

中には安価なカメラでそれっぽい作業演技をして料金を上乗せする業者もいますが、エルボ部分の挿入性能が不十分で実は排水管全体にわたってチェックできていないこともしばしば。それではカメラ調査の代金を払う意味がありません。

アサヒ排水サービスでは高性能なカメラにより管全体の取り残しチェックができますので、取り残しによる再発保証が不要な状態まで汚れが除去できるうえ、その確認も作業後に一緒に行います。（ご希望により写真や動画撮影もできます）

加えて、経年劣化による排水管のたわみや逆勾配の状況もわかるため、それにあわせた詰まり防止の適切なアドバイスができます。

以上、詰まり解消DIYのつもりが最後は宣伝になっちゃいましたが、詰まらせてしまった時点で自力での詰まり解消はかなり困難になります。

最近はシンクの場所が部屋の中央付近にある家が多く、詰まりが発生する床下の横引管がとても長くなっています。

2階のキッチンでは階下漏水の危険もあり、安易なDIYによる詰まり除去は漏水事故につながりかねません。

事故で高くつくことを思えば、一度業者の見積を取ってみるのもいいのかなとは思います。

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